【サピックス3年生】年末4日間の冬期講習

サピックスでは、小学3年生から冬期講習が開催されます。長男も冬期講習に参加したので、その記録です。

サピックス3年生の冬期講習の特徴

冬期講習の開催日程

小学3年生の冬期講習は、年末に4日間連続で開催されます。今年は12/26~12/29の4日間でした。1日当たり3時間の授業で、算数と国語は4日とも1時間ずつ授業があり、理科と社会が隔日で実施です。

小3で4日も連続で講習を受けるなんて大変だなと感じましたが、もうすぐ新4年生ということで、その準備の位置付けなのかもしれません。

冬期講習用のクラス分け

小学3年生の平常授業は多くの校舎で平日開催と週末開催でクラスが分かれていますが、冬期講習は合同での授業となります。冬期講習用のクラスが、直前の確認テストの成績を基準に再編成されます。また、新4年生から入室予定の子が、冬期講習だけ受けに来ることもあるようで、平常授業では見かけない子が多かったそうです。

冬期講習の授業と負荷

3年生で4日間も冬期講習があるのかと驚きましたが、授業内容は平常授業の延長上のものという様子でした。ただ、科目によって少し平常授業とは異なる部分もあるようでした。

算数

小3サピックス冬期講習の算数の授業の内容は下記の通りです。

  • 四則演算パズル
  • 立方体の認識(積み木、展開図)
  • 表を利用した整理
  • 樹形図で数えあげ

中学受験で扱う問題の前準備といった内容で、平常授業の延長線上のものが多い印象です。テキストにある問題は基本的に全て授業で解いてくるため、家庭ですることはほぼありませんでした。

国語

小3サピックス冬期講習の国語の授業は、長文読解を扱いました。平常授業のような語彙や漢字などの国語の基礎学習はありませんでした。

長文読解の内訳は、物語文3回と説明文1回です。説明文は「遠吠えが消えた日〜日本最後のオオカミ〜」というタイトルで、サピックス小学部国語科によるオリジナル作品とのことです。説明文は平常授業では扱っておらず、冬期講習の特徴的なところだと思います。説明文の読み方の導入のような位置づけのようで、接続詞と前後の文意を結びつける練習や、意味段落を使った内容の大きな区分を学習したりしたようです。

理科

小3サピックス冬期講習の理科の授業は、乾電池の直列と並列とてんびんについて学習しました。授業内で実験+解説という形式で、平常授業と同じ様子で、下地を作る種まきスタイルです。ただ、内容的には、少し中学受験勉強っぽさが出て来たように思います。

平常授業の時と同じで、理科は家庭では特に復習というようなことはしていません。授業でどんなことをやったかを長男に説明してもらっておしまいにしています。

社会

小3サピックス冬期講習の社会の授業は、平常授業の延長で、特定の地域の地理、歴史、産業などについて下地を作るスタイルです。冬期講習では、①新潟県・富山県・石川県と②東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県について学習しました。

長男は東京の過密問題とかつて議論になった首都機能移転が印象に残ったようで、帰って来てから質問攻めに合いました。中学受験の社会で学ぶことって、私が中学受験をした頃からかなり学習することが変わっているかもと思いました。

平常授業の時と同じで、社会も家庭では特に復習というようなことはしていません。授業でどんなことをやったかを長男に説明してもらっておしまいにしています。

冬期講習の国語の復習をいつやるか

冬期講習の国語で4つの課題文が出ました。平常授業の復習は、1つの課題文に約10日かけてやっているので、4つあると1ヶ月以上かかります。なかなか大変な分量だと思います。

新4年生の2月の平常授業のスケジュールがちょうど出たので、開始時期を見ると、2月前半は授業が無いようです。3年生の1月も、復習テストを除くと平常授業が無いので、このタイミングでしっかり取り組むのが良さそうと考えています。特に、説明文は今まであまり取り組んでいなかった分野なので、「塾技100」もうまく使いつつ、正しい読み方を習得していかれればと考えています。

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