長男(小2)がたぶお式算数プリントのPブロックを始めることにしました。
たぶお式算数プリントを始めたきっかけ
長男(小2)が取り組んでいる山本塾の計算ドリルで、かけ算のスピードが頭打ちになりそうだったのが始まりです。
かけ算のスピードが頭打ちになりそうだったのは、かけ算をするときに九九を頭の中で唱えてしまうからでした。九九を頭の中で唱えるのを、どうしてもやめることが出来なかったようです。この辺りの話は下記にも書いていますので、ご覧ください。
かけ算とわり算の計算練習をする上で何か良い教材はないかということで調べていて、たぶお式にたどり着きました。
たぶお式算数プリントを開発されたたぶお先生は、かけ算とわり算について下記のように述べています。
「クハ、72と唱えてはダメです。9×8の文字列を見た瞬間、72という答えが閃くまで繰り返し練習する。」「かけ算と割り算はセットです。数字を見た瞬間、九九の式が閃くようになれば割り算も瞬時にできます。」
たぶお先生の説明を見た瞬間、「これだ!」と思い、すぐにたぶお先生にLINEで連絡を取り、見本のプリントをやらせて頂いて、プリント教材を試してみることにしました。
百わり余りなし
「百わり」は、たぶお式算数プリントの中心教材の一つです。百わりは余りのあるわり算を時間を測って解くプリントで、かけ算と引き算を瞬時に計算して答えを出す必要があります。
長男が取り組み始めた「Pブロック」と呼ばれているプリント群には、百わりの練習教材の「百わり余りなし」というプリントが入っています。百わり余りなしは、九九の範囲で出来る余りの無いわり算50問です。これも、時間を測って解くプリントです。
百わり余りなしは8ページ分あり、2ページごとに難易度が上がっていきます。
- 1-2ページ目:九九のうち、2の段から5の段の計算で解けるわり算の計算が50問並んでいます。割られる数の大きさの順番で計算が並んでいて、練習しやすい工夫がされています。
- 3-4ページ目:1-2ページ目の計算をランダムに並べ替えたものです。
- 5-6ページ目:九九のうち、6の段から9の段の計算を使うわり算の計算が50問並んでいます。割る数と答えが逆になる計算が上下に来るように並べられていて、練習しやすい工夫がされています。例えば、「54÷6=9」の計算の次の問題が「54÷9=6」の計算です。
- 7-8ページ目:5-6ページ目の計算をランダムに並べ替えたものです。
百わり余りなしの最初の1週間の記録
百わり余りなしは、毎日取り組むことが推奨されており、目標時間は50問で50秒とのこと。長男(小2)が百わり余りなしを始めてから1週間が経ったので、そこまでのタイムの成果を記録しています。
P1-2 | P3-4 | P5-6 | P7-8 | |
---|---|---|---|---|
目標 | 50秒 | 50秒 | 50秒 | 50秒 |
1日目 | 1分21秒 | |||
2日目 | 1分48秒 | |||
3日目 | 2分28秒 | |||
4日目 | 2分58秒 | |||
5日目 | 1分9秒 | 1分18秒 | 2分9秒 | 2分36秒 |
6日目 | 1分36秒 | 2分9秒 | ||
7日目 | 1分23秒 | 1分47秒 |
たぶお式算数プリント(Pブロック)をはじめてみて
たぶお式プリントをやってみて、わり算の計算練習がスムーズに進められる様になりました。また、わり算のスピードもどんどん速くなっています。
たぶお先生は、保護者の役割は子供を観察すること、ということをおっしゃっています。私も長男(小2)がプリントをやっているのをよく観察してみたところ、苦手なわり算があることがわかりました。割られる数が42と56のわり算で、高頻度でとまってしまいます。1つの問題で5秒から10秒ぐらい止まることもありました。 他にもいくつか止まりがちなところが発覚しました。
長男(小2)の苦手なわり算がどれかが発覚したので、お出かけの時に歩きながら問題を出すようにしてみました。例えば、「42は何×何でしょう」といった具合です。何度も出しているうちに、パッパッと答えられるようになってきています。
また、たぶお式算数プリントのPブロックにかけ割り算というプリント群があります。このプリントは、かけ算とわり算の関係を理解する上で凄くよく出来ていると思います。例えば、下記の4つの計算が1セットになっていて、前の問題でやったかけ算を使ってわり算を解くようになっています。
- 42 = □ × 6
- 6 = □ ÷ 7
- 42 = 7 × □
- 7 = 42 ÷ □
このような問題を繰り返して、学んだことを潜在意識レベルで実行できるようにすることがたぶお式算数プリントのコンセプトだと感じました。
長男(小2)も、「前の問題に答えが書いてあるからやりやすい」と言っていて、続けていくためのハードルが低そうなのも良いと感じています。
1週間取り組んでみて、長男(小2)がわり算を解くスピードはメキメキと伸びてきています。百わり余りなしのP7-8を初めてチャレンジした時は3分かかりましたが、3日後に2分を切るところまで来ました。目標の50秒まではまだかなり距離がありますが、引き続き取り組んでいくつもりです。