長男(小2)が計算スピードアップのための対策の一つとして取り入れたのが、山本塾の計算ドリルです。山本塾の計算ドリルを始めてから5週間が経過したのでその成果を記録しています。
4週目までの記録は下記にまとめています。
山本塾計算ドリルの5週目の記録
山本塾の計算ドリルを使って学習した5週目の記録をまとめました。タイムは全てその日の最高タイムです。
足し算Lv6 | 足し算Lv7 | 引き算Lv3 | 引き算Lv4 | |
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○タイム | 2分 | 2分 | 1分20秒 | 1分20秒 |
◎タイム | 1分20秒 | 1分20秒 | 45秒 | 45秒 |
4週目まで | 1分59秒 | 2分35秒 | 1分16秒 | |
29日目 | 2分42秒 | 1分11秒 | ||
30日目 | 2分36秒 | 1分7秒 | ||
31日目 | 2分43秒 | |||
32日目 | 1分46秒 | 1分24秒 | ||
33日目 | 1分29秒 | 1分16秒 | ||
34日目 | 1分27秒 | 1分1秒 | 1分17秒 | |
35日目 | 1分24秒 | 58秒 |
1週間の振り返り
今週は足し算と引き算を取り組みました。
山本塾のかけ算わり算は今週はお休み、並行してやっているたぶお式算数プリントでかけ算わり算は練習しています。
足し算レベル7が伸びない→足し算レベル6で繰り上がり練習
足し算レベル7は2桁+2桁の足し算です。レベル6よりかなり難易度が上がると予想していましたが、想定以上に行き詰まりました。今週は3日間取り組んで、前の週の最高タイムを越えられませんでした。
○タイムを越えられない日が続くとかなり悔しいようでした。「レベル7難しいよ」「絶対○タイム越えられないと思う」と弱音が出始めました。
どこが難しいのか聞いてみると、10の位と1の位の両方に繰り上がりがあると途中でわからなくなってしまうとのこと。
山本塾の計算ドリルの良いところは、難しいと感じたらすぐに前のレベルに戻れることです。
長男(小2)は繰り上がりを重点的に練習する必要がありそう、ということで、足し算レベル6で◎タイムを目指すことにしました。
後半の4日間で、前の週の最高タイムの1分59秒から35秒縮めて、あと4秒で◎タイム達成のところまで来ました。劇的に速くなっていて、長男もタイムが縮まるのが嬉しいようです。◎タイム達成したら、満を持してレベル7に挑もうと長男と話しています。
引き算レベル4
引き算レベル4は、2桁-1桁の計算の1の位だけを答えさせる計算です。引き算レベル5が2桁-1桁の計算で、その前段階で繰り下がりの練習をさせます。引き算レベル3は10台-1桁の計算です。
引き算レベル4は○タイムクリア出来ましたが、あまりスピードが出ていません。長男にどうやって計算しているか聞いてみると、いくつかのステップを踏んで計算しているようでした。
私「引き算レベル4は、頭の中でどうやって計算してる?例えば、45-8はどうやってる?」
長男「5-8やってみて、引けないから15-8をやってる。」
私「15-8はどうやって計算してる?」
長男「15を10と5に分けて、10から8を引いて、答えの2を5に足してるよ。」
1年生の時に、学校でさくらんぼ作って引き算する方法を教えてもらってたなということを思い出しました。このやり方は、繰り下がりの意味を理解するには良いですが、スピードは出ません。
学習の3段階仮説でいうところの、「身につける段階」から「無意識下で実行できる段階」に引き上げる必要があります。理解したことを、反射的にできるようにします。
繰り下がりのある10台-1桁の引き算の組み合わせは36通りありますが、九九より簡単にできるようになるはずです。何度もやって反射的に出てくるように練習する必要があります。
ということで、引き算もレベルを一つ落として、レベル3の10台-1桁の引き算で◎タイムを目指すことにしました。
実際に取り組んでみて、劇的に速くなっていると感じます。たぶお式算数プリントの足し算引き算も並行して取り組んでいて、そちらの効果も出ているかもしれません。
レベルを下げて◎タイムを目指すという選択肢
「悔しい」という思いは、短期的にはやる気の起爆剤になる一方で、それ続くとやる気を失う方に働くようです。今週感じたのは、なかなかスピードが伸びなくて悔しいことが続く時にどうするかは大事だなと感じました。
山本塾の計算ドリルでは、○タイムと◎タイムの2つの目標タイムが設定されています。
2つの目標タイムのおかげで、①単にレベルを下げて練習するのではなく、②高いレベルを強行突破するのではなく、③「レベルを下げて◎タイムを目指す」という3つ目の選択肢を持つことが出来ます。
単にレベルを下げるというと、何だか後ろ向きな気がしてしまいますが、◎タイムの目標があることで前向きに取り組むことが出来ます。これが、山本塾の計算ドリルを継続する上でとても助かる仕掛けになっていると感じました。
足し算レベル1で◎タイムを出せるようになったら、足し算レベル6まで一気に○タイムを出せるようになりました。
今週は足し算レベル7で行き詰まりましたが、足し算レベル6で◎タイムを出せるようになった時に、1つ進んだレベル7でどのようなタイムが出せるのか、とても楽しみです。
翌週の記録↓