長男(小2)が計算スピードアップのための対策の一つとして取り入れたのが、山本塾の計算ドリルです。山本塾の計算ドリルを始めてから6週間が経過したのでその成果を記録しています。
5週目までの記録はこちら↓にまとめています。
山本塾計算ドリルの6週目の記録
山本塾の計算ドリルを使って学習した6週目の記録をまとめました。今週は、毎日足し算と引き算それぞれについて、1つのレベルの①〜④を1枚ずつ(合計8枚/日)取り組みました。
タイムは全てその日の最高タイムで、全問正解のものだけを記録タイムとしています。
足し算Lv6 | 足し算Lv7 | 引き算Lv3 | 引き算Lv4 | |
---|---|---|---|---|
○タイム | 2分 | 2分 | 1分20秒 | 1分20秒 |
◎タイム | 1分20秒 | 1分20秒 | 45秒 | 45秒 |
5週目まで | 1分24秒 | 2分35秒 | 58秒 | 1分16秒 |
36日目 | 1分21秒 | 51秒 | ||
37日目 | 1分12秒 | 44秒 | ||
38日目 | 1分58秒 | 56秒 | ||
39日目 | 1分59秒 | 55秒 | ||
40日目 | 1分57秒 | 55秒 | ||
41日目 | 2分0秒 | 55秒 | ||
42日目 | 2分6秒 | 52秒 |
1週間の振り返り
足し算レベル6◎タイムクリア→足し算レベル7○タイムクリア
先週に足し算レベル7が難しいということで、一つレベルを落として、足し算レベル6の◎タイムを目指しました。
- 足し算レベル6は2桁+2桁の計算で、10の位と1の位をそれぞれ先に計算し、途中式を書きます(例: 67 + 28 = 80 + 15 = 95)
- 足し算レベル7は2桁+2桁の計算です(例: 67 + 28 = 95 )
先週も一気にレベル6のタイムを縮めていましたが、今週も一気にスピードアップして、◎タイムをクリアしました。そして、レベル6○タイムをクリアした翌日に足し算レベル7に再チャレンジ、結果は前回出した記録から37秒縮めて、○タイムをクリアしました。
長男(小2)自身、1週間前までは、2桁+2桁の暗算が「出来ない」と言っていましたが、足し算レベル7の再挑戦を始めて、2桁+2桁の暗算は出来るに認識が変わってきているようです。
引き算レベル3の◎タイムクリア→レベル4も大幅にタイムを更新
引き算レベル3は10台-1桁の引き算で、繰り下がりがあるものとないものが混在しています。(例:15 – 2 = 13、11 – 6 = 5)。繰り下がりのある引き算のスピードを上げるため、引き算レベル3の◎タイムを目指してきましたがクリア出来ました。
その翌日から引き算レベル4を再開し、タイムを24秒短縮しました(1分16秒→52秒)。
引き算レベル4は2桁-1桁の引き算で、1の位だけを答えさせる問題です(例:32 – 8 → 4)。レベル3とやっていることはほとんど変わらないはずですが、10の位の数字が気になってしまうようで、レベル3に比べてスピードが落ちます。
引き算レベル5は2桁-1桁の引き算です。引き算レベル4は引き算レベル5に進む前のスモールステップなので、引き算レベル4の◎タイムをとってからレベル5に進む予定です。
足し算レベル7に取り組む上での注意点
足し算レベル7の①は、足し算レベル7②〜④に比べてタイムが出やすい
足し算レベル7は①〜④の4ページ分あります。このうち、①だけが極端に易しい問題構成になっています。そのため、まだ繰り上がりのある2桁+2桁の計算に慣れていない状態では、①のタイムが圧倒的に速くなります。
- ②〜④:繰り上がりがランダムに入っていて、1つ1つの問題について繰り上がりの有無を判定しながら解いていく必要があります。
- ①:前半部分は10の位も1の位も繰り上がりが1問もありません。後半はランダムになりますが、前半のタイムが圧倒的に速くなります。
長男(小2)の場合、5週目までは、明らかに繰り上がりの計算に時間がかかっていて、特に10の位と1の位の両方に繰り上がりがある計算では脳メモリがパンクしていました。②〜④は誤答率も高く、36問中3問不正解のこともありました。
足し算レベル7の①と②〜④を区別すると6週目までの週間記録は下記です。
Lv7 ① | Lv7 ②~④ | |
4週目 | 2分35秒 | 3分29秒 |
5週目 | 2分36秒 | 2分46秒 |
6週目(今週) | 1分58秒 | 1分57秒 |
①だけが簡単になっている構成は、足し算レベル2でもありました。その時の様子はこちらの記事に書いています↓。
このように①だけが簡単だと、①から順にやるとタイムがどんどん遅くなっているように感じるため、モチベーションが損なわれてしまうという弊害があります。
長男の場合、顕著にこのような傾向があり、「絶対にレベル7の○タイムクリア出来ないよ」と言い始め、自暴自棄になってしまっていました。そのため、我が家では、④から遡る順番で取り組むようにしています。
また、足し算レベル7の①の記録に比べて②〜④が遅い場合、繰り上がりの練習が必要な場合が多いと思います。その場合は特に、足し算レベル7の○タイムの強行突破を目指さずに、足し算レベル6の◎タイムを目指すことをお勧めします(後述)。
足し算レベル6の◎タイムは、足し算レベル7の○タイムの前に目指したい
もしレベル7の○タイムで行き詰まっていて、レベル6の◎タイムクリアしていない場合には、レベル6の◎タイムクリアを先に目指してみると良いと思います。
足し算レベル6は2桁+2桁の計算を2段階で解きます。10の位と1の位をそれぞれ先に足し、それを途中式として書きます(例:67 + 28 = 80 + 15 = 95)。足し算レベル7は途中式を書かず、全て頭の中で計算します(例:67 + 28 = 95)つまり、足し算レベル6は、足し算レベル7に進むためのスモールステップとなるレベルです。
レベル7の難しいところは、繰り上がりを頭の中だけで計算するところです。1の位で繰り上がりがあると、10の位の数字が1増えます。10の位が1増えたことによって、100の位に繰り上がりが発生することもあります(例:28 + 79 = 107)。このような計算を頭の中だけでやるのが難しいのです。
このような繰り上がりの計算を練習できるのがレベル6になっています。レベル6に集中的に取り組むことで、繰り上がりの計算を鍛えることができます。
長男(小2)は、レベル7の○タイムで強行突破をせずにレベル6の◎タイムに取り組んだことで、レベル7○タイムをクリア出来たと思います。実際、足し算レベル6◎タイムを達成した後にレベル7を取り組んでみて、足し算レベル6の◎タイムクリア出来ないと、レベル7○タイムクリアは難しいのではないかと感じています。
翌週の記録↓