長男(小2)が計算スピードを上げるために山本塾の計算ドリルを取り組み始めて2ヶ月が経ちました。週次で取り組みの成果を紹介していましたが、いったんこれまでの成果をまとめました。
足し算の2ヶ月間の成果
足し算のタイム
グラフはレベル別のタイムの推移を%で表しています。100%がそのレベルの◎タイムです。
雑感
長男(小2)がどんどん成長していくことを、身をもって実感しています。2ヶ月は短いようで、子供と向き合うという意味ではそれなりの期間ですね。
山本塾の計算ドリルの足し算は、1日4枚のペースで、ほぼ毎日取り組んでいます。
長男(小2)は、初日は足し算レベル1の○タイムがクリアできませんでした。○タイム50秒、◎タイム35秒に対して、1分21秒かかっていました。
最初は「絶対50秒なんて無理だよ」とこぼしていましたが、その後毎日のようにタイムを更新していき、レベル1の◎タイムを26日目にクリアしました。
2ヶ月間で◎タイムをクリアしたのは、レベル1、6、7の3つです。レベル1とレベル7が時間がかかりましたが、この2つの◎タイムをクリアできたのが大きな成長だと思っています。
レベル2〜5は◎タイムを目指さずに先に進みました。レベル3〜5はレベル7の準備のためのレベルなのでもう戻る必要はないと考えています。レベル2は長男の気が向いたら戻ってチャレンジしてみようと思います。
引き算の2ヶ月間の成果
引き算のタイム
グラフの見方は足し算の方と同様です。レベル別のタイムの推移を%で表していて、100%がそのレベルの◎タイムです。
雑感
足し算を優先していたため、引き算は休んでいた日も多いです。取り組んだ日は1日4枚のペースで取り組みました。その結果、2ヶ月でレベル8の○タイムクリアまで来ました。
2ヶ月間で◎タイムをクリアしたのは、レベル3、5の2つです。
引き算で難しいのは繰り下がりです。レベル3は10台ー1桁の計算で繰り下がり練習にちょうど良いレベルです。レベル4で繰り下がりに手間取っていたため、レベル3は◎タイムを目指して集中的に取り組みました。
レベル5は2桁ー1桁ですが、取り組み開始から1週間で◎クリアできました。レベル4がレベル5の助走レベルでしたが、レベル4のタイムが伸びなくなってきたところでレベル5に進みました。
足し算と引き算を進めていく上での注意点
次のレベルの準備のためのレベルをどこまでやるか
山本塾の計算ドリルには、次のレベルの準備のためのレベルが数多くあります。
例えば、足し算レベル3〜6は足し算レベル7の準備のためのレベルです。逆に言うと、足し算レベル7が出来るのであれば、足し算レベル3〜6は取り組む必要がありません。
このようなレベルについては、◎タイムからまだ遠い段階でも、どんどん次に進んで行って良いと思います。
例えば、レベル3〜6は○タイムクリアしたらとりあえず進んでみて、もしレベル7で行き詰まったらまた戻ってくるというやり方で良いと思います。
一方で、○タイムがなかなか取れないとしたら、それ以前のレベルで不十分なところがあると考えて良いと思います。その状態でそのレベルを強行突破しようとするのはかなり負荷がかかるのでおすすめしません。
その場合には、前のレベルに戻って不十分なところを解消してから再度チャレンジすることがおすすめです。
タイムが伸びない時に、何でつまづいているか観察した方が良い
山本塾の計算ドリルのテキストには、できない時はどのレベルに戻るか指示があります。多くの場合は、この指示が的確だと思います。
しかし、つまづいている原因によっては、テキストの指示とは別のレベルに戻った方が良い場合もあります。
例えば、長男はレベル7で行き詰まりました。レベル7には、できない時はレベル5に戻るように指示があります。しかし、長男の場合には苦労していたのは明らかに繰り上がりの計算でした。そのため、レベル5ではなく、レベル6に集中して取り組んで◎タイムを目指しました。結果、レベル6の◎タイムクリア後の最初のチャレンジでレベル7の○タイムをクリアできました。その後は順調にタイムを伸ばし、2週間後にレベル7の◎タイムをクリアしました。
行き詰まっている時に、テキストの指示を鵜呑みにするのではなく、その原因にあった対応を考えてあげることが大事だと思います。
◎タイムにこだわりすぎる必要はない
長男(小2)は、足し算レベル1の◎タイムを越えたくて、レベル1に26日間取り組みました。16日目には38秒まで行っていたので、タイムを3秒縮めるのに10日間をかけた計算になります。
この取り組みにどれだけ効果があったかはわかりません。全く効果がなかったとは思いませんし、本人がやる気なのを邪魔するのが良いとは思いません。ただ、38秒と35秒の間にそれほど大きな差があるようには感じませんでした。
本人のやる気が一番大事なのでその辺りを考慮しつつ、◎タイムに近いところでタイムが伸びなくなってきたなと思ったら、次のレベルに進んで良い頃合いではないかと考えて良いと思います。また後で戻ってくることもできますし。
山本塾の計算ドリル=継続は力なり
山本塾の計算ドリルを始める前、長男(小2)は2桁+2桁の足し算を筆算で計算していました。どんなに簡単な計算でも、暗算で出来ないかどうかを考えることもせず、2桁+2桁は全て筆算です。
2ヶ月間山本塾の計算ドリルに取り組んで、2桁+2桁の暗算は36問で1分20秒を切りました。約2秒で1問を解けるペースです。
毎日、計算力が上がっていくのがタイムですぐにわかります。長男(小2)にとってもそれがモチベーションになっているようで、続けていくことが出来ています。続けていくことで、計算力が上がるという好循環になっています。まさに、「継続は力なり」です。