漢字検定9級合格(小学2年10月受検)

日々の学習記録

長男(小2)が10月に受検した漢字検定9級に合格していました。150点中の145点で、3問間違えていました。

受検直後の記事はこちら↓

漢字を知らないと先取り学習に支障がある

長男(小2)は算数の先取り学習をしていますが、先取り学習をしていると知らない漢字がどんどん出てきます。

例えば、小学校の学習指導要領では、3年生でわり算を教えます。このわり算の答えを「商」と呼びますが、「商」という漢字は3年生の学習範囲です。その他にも、二等辺三角形の「等」は3年生、大きな数で出てくる「億」は4年生など、算数の進度と漢字の進度が学年で対応しているものが結構あります。

知らない漢字が出てくると、その度に読み方、意味、書き順などを教えることになります。これが学習の妨げになっていると感じることが多くなりました。

そこで、漢字の学習を先に一気に進めてしまおうということで、9月から漢字の自宅学習をスタートし、ペースメーカーとして漢検を利用することにしました。

漢検9級を受検して

先取りといってもまずは小学2年生の漢字を固めるということで、漢検9級です。小学2年生で漢検9級は学年相応のレベルなので、学習を始めた9月時点では約半分の漢字が既習でした。

2ヶ月弱の期間、漢字の自宅学習をしてみて、小学2年生の漢字は概ね読み書きできるようになったと思います。

漢字は日常の学習のみならず、日常生活のあらゆる場面で出てきます。知っている漢字が増えたことで、自分で文章を読むようになっていますし、知っている漢字を増やすメリットは大きいと感じています。

漢検8級に向けて準備

漢検8級を小2の2月に受検することにして、日々学習を進めています。漢検協会が発行している「漢字学習ステップ 8級」を使って毎日取り組んでいるのですが、漢検8級の学習は難易度がかなり高いと感じています。

8級と9級を比べると、下記のような特徴がありそうです。

9級/2年生8級/3年生
・名詞系の漢字を中心に学習(顔、親、道、姉、秋など)
・動詞系の漢字は口語的でわかりやすい(話、聞、答など)
・形容詞系の漢字も口語的でわかりやすい(遠、強、新など)
・7画の漢字が中央値(何、作、体など)
・熟語が身近なものが多い(遠足、教室、図形、交番、読書、広場など)
・動詞系の漢字を中心に学習(調、整、委、感、想など)
・名詞系に複雑な漢字が増える(橋、館、銀など)
・形容詞系は少なめ(軽、暗、寒)
・9画の漢字が中央値(乗、係、品など)
・まだ知らない熟語が多い(悪漢、死力、研修、楽章、投書、童顔)

    複雑な漢字を覚えるのは、単に練習するだけでは足りないようで、なかなか覚えられません。何か良い教材がないかと探して使い始めたのが、サピックスが出しているサピ漢です。

    サピ漢の良いところは、漢字の成り立ちを1つ1つの漢字に書いてくれているところです。漢字の成り立ちのところを読むことで、記憶の定着がしやすくなりました。復習の時の正答率が全然違います。

    もう1つサピ漢の良いところは、漢字学習ステップと漢字の出てくる順番が同じなところです。メインを漢字学習ステップ、副教材をサピ漢として学習するのがとてもやりやすいです。

    長男の場合、まだ知らない熟語が多いというのも大きなハードルになっています。9級の学習の際は、知らない熟語はほとんど出てこなかったですが、8級になって1ステップに1個は知らない熟語が出てきます。

    熟語に関しては、読み方がわからない場合は質問するように言っています。読み方がわからないと調べることもできません。単語の意味がわからない場合はネット検索です。国語辞典もありますが、国語辞典を使うと調べるのにとても時間がかかるので、ネット検索に切り替えました。

    漢字の先取りは当初想定していた以上に大変なようですが、知っている漢字が増えるメリットは大きいので、引き続き継続していきます。

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