長男(小2)が先日受験したサピックスの入室テストで、計算スピードを上げる必要性を痛感しました。計算スピードアップのための対策の一つとして取り入れたのが、山本塾の計算ドリルです。山本塾の計算ドリルを始めてから1週間が経過したのでその成果を記録しています。
山本塾の計算ドリルとは
山本塾は、大阪にある中学受験の算数に特化した学習塾です。計算スピードを上げるためのドリルを探していたところ、このドリルのやり方を山本先生が直接解説している動画を観て、ほぼ即決で購入しました。
山本塾の計算ドリルの特徴は下記の通りです。
- 四則演算それぞれに細かいレベル設定がある(足し算なら11段階)
- 必要十分な暗算レベルを設定している(足し算なら3けた+3けた)
- 各レベルに明確な目標タイムが設定されている(○タイム達成で次のレベルを開始、最終的には◎タイムが目標)
山本塾の計算ドリルの詳しいやり方を知りたい方は、下記リンク先をご覧ください。
山本塾計算ドリルの最初の1週間の記録
長男(小2)が山本塾の計算ドリルを使って学習した最初の1週間の記録をまとめました。タイムは全てその日の最高タイムです。
足し算Lv1 | 足し算Lv2 | 引き算Lv1 | かけ算Lv1 | |
---|---|---|---|---|
○タイム | 50秒 | 1分30秒 | 50秒 | 1分 |
1日目 | 1分21秒 | |||
2日目 | 1分7秒 | 1分12秒 | 1分16秒 | |
3日目 | 58秒 | |||
4日目 | 53秒 | 1分9秒 | 1分12秒 | |
5日目 | 51秒 | |||
6日目 | 48秒 | 1分2秒 | ||
7日目 | 45秒 | 1分46秒 | 54秒 |
1週間の振り返り
毎日少しずつやっていこうということで長男が始めた山本塾の計算ドリルですが、期待していた以上に気に入っているようです。
足し算レベル1で「50秒なんて無理」と言っていたのが・・・
足し算レベル1は「1けた+1けたの足し算」です。計算自体は簡単ですが、36問を50秒以内で出来れば○タイム達成というスピードです。なかなか厳しい時間設定で、少しでも止まってしまうと直ぐに50秒を過ぎてしまいます。最初はかなり苦戦しました。
足し算レベル1の○タイムになかなか到達することができず、長男は「絶対50秒なんて無理だよ」と何度も言っていました。「じゃあ今日は終わりにする?」と聞くと、「まだやるよ!」と言って、何度も何度もチャレンジしていました。
まずは○タイムを1つクリアして達成感を味わってもらおうと、足し算レベル1を中心に取り組んできました。長男の負けん気と努力もあって、毎日最高タイムを更新し、6日目に○タイムをクリアすることが出来ました。
特に繰り上がりがある足し算で明らかに時間がかかっていたのが、ほとんど止まらずに計算できるようになっており、目を見張るほど計算スピードが速くなってきています。
足し算レベル2
1週目の最後の日に、足し算レベル1の○タイムを安定してクリアできるようになったため、足し算レベル2を試しにチャレンジしてみました。レベル2は「2けた+1けたの足し算」、36問を1分30秒以内に正解出来れば○タイム達成です。
長男にとってはレベル2になって難易度がかなり上がったようです。足し算レベル2を1ページやった後の疲れ方がレベル1とは全く違うようでした。時間も倍くらいかかっており、集中力を維持するのも難しそうな様子です。
様子を見つつ、焦り過ぎないように諭しつつ、引き続き取り組んでいこうと考えています。
山本塾の計算ドリルの取り組み方の注意点
山本塾の計算ドリルを取り組む際に、いくつかやり方について試行錯誤がありました。計算ドリルに集中して取り組むこと自体がかなり労力を要するので、それ以外の部分では、出来るだけストレスなく取り組めるような工夫をしてあげるのが良いと考えています。
問題用紙をコピーして書き込む
山本塾の計算ドリルには、解答用紙がついていて、解答用紙をコピーして使うことが公式には推奨されています。しかし、解答用紙を使うやり方は下記のような問題点がありました。
- 問題用紙の問題と解答用紙の解答欄の縦幅が少し異なるため、問題の横に解答用紙を置いて答えを書こうとすると少しずつズレてしまう
- ページの左半分の問題が終わった後に、右半分の問題を取り組むためには解答用紙を移動する必要がある。
- テキストの段差で答えを書きづらい場合がある
以上のような問題点があったため、我が家では解答用紙のコピーを使うのをやめ、問題用紙をコピーして、答えを直接書き込んでやるようにしました。
答え合わせに時間を取られないようにする
練習量を増やすためには、余計なところに時間を取られないようにするのも大事です。答え合わせに時間を取られると、時間が倍ぐらい必要になってしまいます。
我が家では、答え合わせに時間を取られないようにするために、計算練習中は親が同時並行で答え合わせをすることにしました。
親も一緒に取り組む
山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ・・・」という言葉もありますが、親が実際にやってみせてあげるのが非常に効果的でした。
長男に「絶対50秒なんて無理だよ、パパもやってみてよ」と言われてやってみせたのですが、足し算レベル1が24秒、レベル2が40秒で、◎タイムを1回でクリア出来ました。私がほとんど止まらずにパッパッと解答を書き込んでいるのを見て、「パパ答え覚えてるの?」と言っていたのが印象的でした。それが長男にとっては刺激になったようで、その後頑張って最高タイムを更新していました。
まとめ
山本塾の計算ドリルは、計算スピードをあげるのに今のところ非常に効果がありそうです。毎日継続して取り組めていますし、目標タイムの設定があることで意欲的に取り組めているように思います。そして何より、毎日計算スピードが早くなるのを実感できています。
引き続き、長男と一緒に取り組んで行かれればと考えています。
次週の記録はこちら↓