長男(小4)がサピックスに通っています。夏期講習の前半が終わったので、その間の家庭学習の様子を記録しておきます。
夏期講習の日程
4年生の夏期講習は7月30日にスタートし、8月8日でちょうど前半が終了しました。10日間のうち、夏期講習があったのは7日です。およそ3日間のうち2日が講習日というペースで進んでいきます。概ね、算数と国語は毎回あって、理科と社会が2回に1コマあるというイメージでした。
長男が通っている校舎は午後に講習がある日程でした。午後に講習があると1日が3分割される形になるため、復習しやすい印象です。基本的にはその日に授業で扱った内容の半分を帰宅後、残り全部を翌日の午前中に仕上げるスケジュールで復習を回しました。
科目別に夏期講習期間前半で取り組んだこと
算数
算数は授業で扱う単元は、長男にとってはほとんど既習であるため、授業で定着を確認して終了です。授業中に「応用問題に挑戦」はもちろん、「入試問題に挑戦」と「頭脳トレーニング」にも取り組んで帰ってくることが多く、日によっては夏の思考力アップも終わらせて帰ってきます。そのため、ほとんど家で復習することがありません。
サピックスのテキストのうち、下記を家で取り組みました。
- 計算力コンテスト(1ページだけ)
- 入試問題に挑戦、頭脳トレーニング(授業中にできなかった分)
- 夏の思考力アップ(授業中にできなかった分)
夏の思考力アップについて
思考力問題は、コベツバの村中先生の整理では、「読解整理」、「試行検証」、「誘導にのる」という3つの力を要求する問題が多いとのことです。サピックスの夏の思考力アップは、このうちの「試行検証」に重点をおいている問題が多く、「読解整理」が大切な問題もある、といった構成のように感じます。
夏の思考力アップは、重量級の問題が多いと聞いていましたが、実際に取り組んでみると取り立てて言うほど重くありません。夏期講習前半戦では試していくと解けてしまう問題が多く、概ね5~15分位で解ける内容ばかりでした。普段の学習で頭脳トレーニングに取り組んでいて、「試行検証」の習慣がついている子であれば、そこまで気負わずに取り組んで良いのではないかと思います。
コベツバweb授業
算数に関しては、夏期講習期間中もどんどん新しい単元やこれまで学習した単元の復習に、コベツバweb授業を使って取り組んでいます。基本的に、3日サイクルのなかで新単元2~3ポイント、復習を3~6ポイントぐらいの進度で取り組んでいます。
国語
夏期講習、サピックスの復習で最も時間をかけているのは国語です。長男は国語の物語文に課題感が出ているので、それを克服したいと考えて、夏休み中の取り組みをしています。
夏期講習中は長文読解(B授業)のみです。講習があった日のうちに、国語の「内容を理解しよう」に掲載されている記述問題に取り組みます。「内容を理解しよう」のうちの何問かは授業中にも取り組んでいますが、それらについては、先生の解説で理解したことを踏まえて再度解いています。
上記の「内容を理解しよう」については、夏期講習期間に入ってからは、時間を決めて親子で一緒に解いています。そして、解き終わったら一緒に解答解説を見て講評をしながら採点をしています。夏期講習開始前に取り組んでいた「国語の要(読解編)」を一緒に取り組むようにしたところ、この取り組み方が長男にとっては良かったようで、夏期講習の復習でも「一緒にやりたい」と持ってくるようになりました。
「内容を理解しよう」以外の問題は、翌日の午前中に取り組むようにしています。「作文力アップ」だけは、やり残しても良いことにしています。国語の1回分の復習で、だいたい2時間ぐらいかかっています。
理科・社会
理科と社会は3日に1回のペースで、2日連続で授業があるのは例外的です。授業があった日に課題の半分を取り組んで、残りの半分は講習のない日に取り組んでいます。
理科のデイリーステップについては毎日取り組んでいます。理科が3日に1回というペースがちょうど良く、デイリーステップ6日分を毎日2日分取り組むとちょうど次の講習の前に完了するペースになります。