今週からサピックスの新4年生の授業が開始しました。長男も算数A, 算数B, 理科の初回授業を受けてきたので、記録として残しておこうと思います。
サピックスの算数と理科の初回授業の内容
算数
算数基礎力定着テストが初日から授業前のがありました。3年生のまとめという範囲で、四則演算、単位の変換、単位のある計算でした。3年生の1月の基礎力トレーニングと同等の問題難易度です。
算数A授業は前回の単元の復習(スパイラル)を扱う授業ですが、初回は3年生の復習としてわり算を扱いました。デイリーチェックもわり算のテストです。長男には取り組みやすかったようで、その日の授業問題は先に終わってしまって、Aテキストにある「入試問題に挑戦」に取り組んで楽しめたようでした。「入試問題に挑戦」の問題は算数A授業の内容とはほぼ関わりなく、N進法と数えあげの単元で、どちらかというと思考力を問う問題でした。
算数Aには計算力コンテストという、基礎力トレーニングと同じような問題が50問並んでいる教材があります。計算力コンテストと基礎トレの棲み分けはよくわかりません。どのように取り組んだら良いかは試行錯誤していこうと思います。いったんは、計算力コンテストは基礎トレと別のタイミングで取り組むのが良さそうなので、5分割して放課後と週末のスケジュールに組み込みました。
算数B授業は「大きな数」というタイトルで、十進法と位取りの学習をしました。授業問題は全部簡単だったようで、今週は復習で何に取り組むべきか悩ましい状況です。初回授業は知識確認の意味合いが強い単元なので、授業で取り組まなかった問題(「応用問題に挑戦」と「頭脳トレーニング」など)に取り組むだけに留めて良いように思いました。
理科
理科の初回授業は「磁石」を扱いました。理科はデイリーサピックスという授業で配布されるテキストを使うようですが、このテキストが説明が詳しくかつ問題数も充実している印象を受けました。また、その週の単元以外にも、「季節の図鑑」がテキストの裏表紙についており、その季節に関連する分野が取り上げられています(気候、星座、草花、昆虫など)。さらに、理科に毎日取り組めるように、デイリーステップという毎日取り組むことが意図されている教材もついています。
サピックスの復習だけで、理科は相当な分量になります。理科にかけられる時間は限られるので、家庭学習で取り組む際のスケジュール設計をしっかり考える必要があるように思います。
学習時間の配分
家庭学習にどれだけ時間を確保するか
長男の学習時間として、1週間の総家庭学習時間17時間(内訳は下記)程度をイメージしています。実際これで進めていかれるかは試行錯誤しつつ、調整しながら無理なく取り組んでいくつもりです。
- 朝 = 0.25時間 × 7 ≒ 1.5時間
- 平日放課後(サピックスのない日) = 2.5時間 × 3 = 7.5時間
- 土日 = 4時間 × 2 = 8時間
サピックスがある日は、学校から帰宅後は軽食を取ってすぐに家を出る必要があります。また、サピックス の授業終了は20時で帰宅時間は20時30分頃になります。体力的にもとても疲れて帰宅することになるので、サピックスからの帰宅後に何か取り組むのは、時間的にも体力的にも難しいと思います。
また、スポーツ系の習い事も可能な限り続けていく想定で、その他の自由に過ごせる時間の確保との兼ね合いもあるため、いったんはこの17時間が目安だとイメージしています。
朝に15分の学習習慣を取り入れています。ここだけは、放課後のサピックス有無に影響されずに時間を確保できるので、朝学習を使って毎日取り組むもの(基礎トレ、理科デイリーステップ)に取り組んでいます。
科目別の家庭学習時間計画
想定している家庭学習時間の科目別の内訳は下記です。
- 算数:サピ復習+基礎トレ+先取り = 3 + 1 + 4 = 8時間
- 国語:サピ復習+漢字 = 3 + 1 = 4時間
- 理科 = 2時間
- 社会 = 2時間
- 予備 = 1時間
サピ以外の家庭学習という意味では、算数の先取りはZ会の中学受験コースと予習シリーズの演習問題集を使って引き続き取り組んでいきます。算数の先取りをしているおかげで、サピ算数の復習はそれほど時間がかからない週が多そうです。その場合の余剰時間を国理社に配分するか、算数先取りに充てるかはその時々で検討していこうと思います。
漢字はさっさと6年生の範囲まで学習すべきだと思います。ようやく漢検6級の範囲を終え、5級に取り組み始めています。引き続き、漢字はサピの無い日に1日15分(週1時間)ぐらい取り組んでいく想定です。