【サピックス】新4年生の授業2日目(国語と社会)

サピックスの新4年生の授業が開始し、2日目の授業がありました。今回は国語A, 国語B, 社会の初回の授業です。初回なので、記録として残しておこうと思います。

サピックスの国語と社会の初回授業の内容

授業前テスト

算数基礎力定着テストが授業前にあります。今回も3年生のまとめとしての出題で、四則演算、単位の変換、単位のある計算でした。3年生の1月の基礎力トレーニングと同等の問題難易度です。

長男は今回も全問正解でした。全問正解するとサピックスシールを多めに貰えるようで、サピックスシールは集めるとストップウォッチなどの景品と交換できます。それが、1つ1つの小テストで満点を目指すモチベーションになっているようでした。

国語

国語A授業は知識単元を扱う授業です。初回は「漢字なんていらない?〜漢字の成り立ち/部首〜」というタイトルで、日本語学習における漢字の重要性や成り立ちを学ぶ回です。サピックスは漢字学習は家庭で取り組んで、テストで定着度を確認するというスタイルです。「授業では漢字を扱わないけど、大事だから家庭で取り組んでね」というサピックスの想いが込められているように感じました。

国語B授業は読解を扱う授業です。初回は物語文で、同世代の主人公の心情が、マイナスからプラスの気持ちに変化していくという典型的な課題文です。テキストの記述問題1問1問がとても丁寧に作られていて、登場人物の気持ちの変化を読み解くことを大事にしているようでした。サピックスは国語の読解のテキストが非常に優れているということを改めて感じました。

社会

社会は「紙をめぐる探検」というテーマで、洋紙や和紙の製造・流通、紙の用途・歴史、再生紙と環境問題といった論点を扱いました。長男は、「先生が面白くて授業が楽しかった!」と言っていました。テキストは絵や写真が豊富でわかりやすく、理科に比べて分量も多くなく、復習しやすそうだなと感じました。

理科と社会の学習

学習時間の科目別の配分については、こちら↓で目安を記載しました。理科や社会は、1週間の家庭学習のサイクルにおいて、多めに見積もっても2時間程度しか確保出来ないように思います。

学習時間は限られる一方で、好奇心が旺盛な子は、自分でどんどん本を読んだり調べたりして社会や理科の理解を深めていくことが出来る科目だと思います。我が家では、机に向かって学習する時間以外でも、子供の好奇心に答えられるように、大量の図鑑や書籍を本棚に並べています。

理科でいうと、小学館の図鑑NEOは主なものは全て揃えていると思います。サピックスで理科の授業を受けてきてからは、「科学の実験」の磁石関連のページを熟読していました。サピックスのテキストには出て来なかった、水や銅の反磁石の性質に興味を持ったようでした。

社会については、こちらも小学館ですが、学習まんが日本の歴史を全巻揃えています。長男はもうすでに何周も読んでいて、私よりも詳しくなってきているように思います。一方で、地理関係の書籍は手薄で、小学生向けで詳しい書籍があれば集めていきたいなと考えています。鉄道好きな長男向けと思って「地図帳の深読み(鉄道編)」を購入してみましたが、少し難しかったようです。お勧めなどあれば教えて頂けると有り難いです。

社会と理科は、まずは暗記が大事です。テキストにあることぐらいは暗記を補助する形で理解しておく必要はありますが、これも暗記の1要素だと思います。この①暗記と基本理解を座学により手に入れた状態で、様々な経験をしたり文献を読んだりすると、②高い視座と多角的な視点を手に入れることができます。学習においてはこの①→②の順番を意識して、座学と経験をうまく学習サイクルに取り入れられたらと考えています。

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