小学3年生の1学期に家庭学習で取り組んだこと

今週で1学期も終わりということで、長男(小3)が1学期の間に取り組んだことを記録しておこうと思います。

日々の学習量

長男(小3)の家庭学習時間は、算数と国語が半々ぐらいで、1日当たりおよそ2時間弱です。平日と休日で学習時間は変わりません。毎日の習慣の中に、しっかり組み込む事が出来ているように思います。

算数

山本塾の計算ドリルと計算練習

山本塾の計算ドリルはほぼ毎日取り組んでいます。4月の時点ではかけ算の取り組みが終わり、わり算はレベル4まで進んでいました。1学期を通じてわり算に取り組み、レベル4~6は◎タイムをクリアしました。現時点では、わり算レベル7に取り組んでいるところです。

山本塾の計算ドリルは、暗算で計算スピードを上げていく練習です。タイムアタックとしてやっているので検算はしていません。とにかく計算スピードを上げながら、一発で正答を導き出していく訓練として取り組んでいます。

山本塾の計算ドリルの他に、計算練習のプリントに取り組んでいます。山本塾の計算ドリルでは検算の練習が出来ないので、それを補完する形で取り組んでいます。こちらも時間を計って取り組みますが、スピードよりも正確性を重視して、検算もします。とにかく必ず正解することを絶対条件として取り組んでいます。

山本塾の計算ドリルと計算プリントを両方合わせて、1日10~15分位です。

Z会の中学受験コース(4年生)+たぶお式と予習シリーズで算数の学習

Z会の中学受験コース(4年生)の算数

単元学習としては、Z会の中学受験コースの算数に取り組んでいます。2年生の間に3年生のコースを取り組んでおり、現在は4年生のコースに取り組んでいます。2月にスタートした新4年生の範囲として、これまでで下記単元をカバーしました。

  • 小数(小数の仕組み、四則演算)
  • 線分図(和差算と倍数算)
  • 数列(周期、日暦、等差数列)
  • 角度(垂直と平行、さっ角、同位角、折り返し)
  • 四角形(平行四辺形、台形、ひし形)
  • 多角形の性質(内角、外角、対角線、角と補助線)
  • 三角形と四角形の面積
  • 合同、線対称、点対称
  • 分数の性質(仮分数、帯分数、小数と分数の比較と変換)

1ヶ月で2単元ずつ進んでいくので、進んでいくスピードはかなり速いという印象です。また、前の単元の理解が十分でないと、次の単元を理解するのが難しいことが多くあり、注意が必要と考えています。例えば、角度の単元で学習する垂直や平行の性質の理解が十分に定着していないと、その先の単元の四角形や多角形、合同や対称などはおそらくほとんど理解出来ないと思います。

Z会は映像授業や練習問題の解説があり、単元の内容の理解は子どもだけでも出来るような仕組みになっている点がとても助かります。細かいことを親がつきっきりで教えてあげるような必要はありません。一方で、演習量(確認問題や練習問題の数)は圧倒的に不足するように思います。演習量が少なくて、単元の内容の定着には不十分だと思います。

そこで、我が家では、演習量を確保出来るように、たぶお式プリントと予習シリーズの演習問題集を併用することにしました。

たぶお式

たぶお式プリントは基本的な問題を多くこなすうえで重宝します。例えば、線分図で和差算や倍数算に取り組む際、線分図が自然にイメージ出来るようになるにはかなりの演習量が必要になります。たぶお式プリントでは数値替えの基本問題がたくさんあり、繰り返し取り組みました。小数の四則演算や三角形と四角形の面積計算の演習でも、同様に取り組みました。

一方で、たぶお式プリントのデメリットの一つは、単元ごとにあまりまとまっていないことだと思います。我が家のように単元ごとに集中的に取り組むことがあまり想定されておらず、たぶお式プリントの中でスパイラルを完結させようとしているからだと思います。単元ごとに集中的に取り組むには、親がプリントを探して集めて使う必要があります。

予習シリーズの演習問題集

数列や角度に関するテーマは、四谷大塚が出している予習シリーズの演習問題集を購入して並行して取り組むことにしました。予習シリーズの演習問題集は、Z会の中学受験コースと概ね同じペースで進むようで、4年生の上巻で全て必要な部分をカバーすることができました。問題の難易度も量も丁度良く、とても良い教材だと思います。Z会の中学受験コースと並行して取り組むのに丁度良いと思います。

Z会の中学受験コースの1つの単元を1週間かけて取り組んで、翌週はたぶお式や予習シリーズの演習問題に取り組み、最後にZ会の定着度テスト(月例テスト)にチャレンジするという形で、1単元2週間のペースです。1日およそ30~40分ぐらいの学習量でした。

国語

漢字の学習(漢検7級の準備)

長男は2月に受験した漢字検定で、8級(小学3年生相当)に合格しました。現在は10月に7級(小学4年生相当)を受検することを想定して、コツコツと漢字学習を進めています。使っている教材は、日本漢字能力検定協会が出版している「漢字学習ステップ 7級」です。補助教材として、サピックスが出版している「サピ漢」を使用しています。サピ漢は、漢字の意味や成り立ちに関する記述があり、漢字を覚えるのに役立っているようです。

漢字学習ステップ7級は、4年生の漢字202字を25のステップに分けて学習します。1つのステップで約9字です。我が家では、1つのステップを新しく学習するのに3日間かけて取り組んでいます。また、各ステップに取り組んでから1週間後と1ヶ月後の2回復習することにしているので、計5日かかります。全て学習を終えるのに約4ヶ月かかる計算になります。

漢字の学習は想定していた以上に時間がかかり、毎日20~30分ぐらいかけて取り組んでいます。また、2回目の復習のタイミングでも漢字を思い出せないものもあり、なかなか身につけるのも大変です。それでも、繰り返すことで少しずつ知っている漢字が増えて来ているようで、自分で読める世界が広がっているように感じます。

読解

長男は学校の図書の時間には同じ本ばかり読んでいるようなので、様々な話に触れるためには、家庭学習で読解系の学習を取り入れる必要がありました。家庭学習では、2年生の秋から出口先生が出している「論理エンジン」と「論理国語」の1年生向けの教材に取り組み始めました。これが継続出来ており、現在はどちらも4年生向けの教材に取り組んでいます。毎日10~20分くらいかけています。

語彙力

読解の学習でも漢字の学習でも、知らない単語が頻繁に出て来ます。中には、非常に平易な単語でも知らない事があって驚かされる事があります。漢字の学習で「ちゅうや(を問わず)」→「昼夜」という漢字を書かせる問題で、「ちゅうや」の意味がわかりません。確かに、「昼食」や「深夜」といった単語を口語的に使う機会は多いものの、「昼夜」という言葉はあまり使わないような気もしますが、この言葉を知らないと言われた時には驚きました。

また、知らない単語を国語辞典で調べるというのは、時間もかかるし面倒で効率も悪いため、語彙力が乏しい段階での学習方法としては適切でないと考えています。

我が家では、この3年生の7月から、語彙力を補完するための教材の取り組みを始めることにしました。使っている教材は、「小学生の語彙力アップ 基礎練習ドリル1200」というものです。いわゆる単語帳のような形式の教材です。語彙レベルが適切、使用例がしっかりしている、単語の説明が簡潔でわかりやすいといった基準で選びました。ひとまず楽しんで取り組んでいるようなので、しばらく継続していくつもりです。1日5~10分くらいかけています。

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